「木育」という言葉を聞いたことはあるけれど、実際にどういう意味なのか、なぜ注目されているのか、気になったことはありませんか？

当社の知育積み木「KIKKA」は、奈良・吉野のひのきを使用した無塗装の積み木で、実は「木育」にもとっても良いおもちゃなんです。

そこで、「木育ってなに？」という疑問について、“木育の基本”と“積み木が木育に良い理由”についてご紹介します。

 

 

木育とはなに？

木育とは、木や森との関わりを通して、豊かな心や感性を育てる考え方です。
2004年に北海道で生まれたこの概念は、今では保育・教育・子育て・暮らしの分野へと広がっています。

木育の特徴は、「知識として学ぶ」のではなく、

• 触れる
• 感じる
• 使い続ける

といった体験を通じて自然を身近に感じることにあります。

木のぬくもりや香り、手触りの違いを感じることで、子どもたちは無意識のうちに「自然は心地よいもの」「物は大切に扱うもの」だと学んでいきます。

 

なぜ木育が大切なのか

私たちの日本での暮らしは便利になった一方で、自然と触れ合う機会は少しずつ減っています。
特に子どもたちは、五感を使って世界を理解する大切な時期に、テレビゲームやスマートフォンなどの画面、プラスチックなどの人工的な素材に囲まれて過ごす時間が増えています。

触れても温度や質感の変化が少なく、匂いも音も均一な環境は、決して悪いものではありませんが、自然が本来持っている多様な刺激に触れる機会が限られてしまうという側面もあります。

木育は、そんな環境の中で、子どもたちが無理なく自然と出会えるきっかけをつくる取り組みです。

• 五感を刺激する
• 想像力や創造力を育てる
• 自然とのつながりを感じる

こうした取り組みは、五感を通して「感じる力」を育てます。

また、木育には遊び方の正解がありません。
自由に考え、工夫し、失敗しながら試すことで、想像力や創造力、考える力が自然と引き出されていきます。

さらに、木という素材に触れることは、森や自然、そしてその恵みを受け取って暮らしていることを、言葉ではなく体験として感じることにもつながります。

木育は、知識を教え込む教育ではなく、日常の中で自然を感じ、心を育てていくためのとても身近でやさしいアプローチといえるでしょう。

 

積み木が「木育に良い」と言われる理由

 

木製玩具はたくさんありますが、そのなかでも積み木は【木育の入口】として理想的な木製玩具です。

積み木が木育に良いと言われる理由として、以下の3つが挙げられます。

 

1.触れるたびに木を感じられる

積み木は遊ぶたびに手で触れ、持ち上げ、並べ、崩します。

そのたびに、木の重さや温度、表面のやさしさを自然と感じ取ることができます。

プラスチック製品では得にくい、木製の積み木だからこそ体験できることといえるでしょう。

 

2.正解がないから想像力が育つ

積み木の遊び方には正解がありません。

積み木は積む、重ねる、並べるといった遊びから、ストーリーを持たせる見立て遊びや、積んで崩す遊びなど、自由に遊ぶことができます。

遊び方に決まりがないからこそ、遊びながら自然と想像力が身につきます。

 

3.年齢を超えて長く使える

積み木は子どもの成長に合わせてステップアップした遊び方ができ、長く使える木製玩具です。

小さいころは「積む・壊す」遊び、成長すると「形を考える」遊び、大きくなると「物語を作る・設計する」遊びなど、年齢と成長に応じて遊び方がどんどん複雑になっていく楽しさがあります。

長く使えるからこそ、物を大切に使う心も育まれます。

 

ひのきの豊かな香りで五感を刺激！木育におすすめな「KIKKA」

KIKKAは、奈良・吉野のブランド木材「吉野桧」を使用し、自然のままの無塗装仕上げで作られた知育積み木です。

花びらや蝶々のように見える「K型」と「X型」の2種類のピースは、決まった形にとらわれない遊び方ができるよう設計された、創造性を刺激する独自の形状が特長です。

箱を開けるたびに広がるひのきの豊かな香りは、心をリラックスさせるだけでなく、子どもの五感をやさしく刺激し、想像力や感性を育むきっかけにもなります。

KIKKAは、積む、並べる、崩すといった定番の積み木遊びはもちろん、独自形状を活かし溝を使って重ねる、バランスをとる、といった遊び方もでき、幅広い年齢のお子さまに対応しています。

遊びのなかで生まれるひらめきや発見は、私たちが大切にしている、木育の本質そのものです。

■知育積み木「KIKKA」の商品ページ

 

まとめ

木育とは、木や森に関わることで自然の大切さや心を豊かにする考え方や取り組みのこと。

自然との接点が少なくなっている現代においては、木製おもちゃに触れる、感じる、使うことで、無理なく自然と触れ合うきっかけを作る取り組みとして親しまれています。

木製おもちゃのなかでも、触れる、感じる、使うという3点において特に優れているのは、木製積み木です。

塗装を施していない自然素材の積み木は、香りや質感などを通し、子どもの五感を刺激し、豊かな感性を育むきっかけとして最適です。