簡単な積み上げから複雑な積み木遊びまで、幅広い遊び方によって考える力、感じる力を育む知育積み木「KIKKA」。
小さなお子さまでも安心して使用してほしいという思いから、軽くて掴みやすい大きさと手触りにこだわり、素材には奈良のブランド木材「吉野桧（よしのひのき）」を使用しています。
吉野桧の原木から製品になるまでは、一つひとつ丁寧に作られています。
そこには、「安心して遊べる積み木を届けたい」、そして「木を使うことで森林を守りたい」という二つの想いが込められています。
無塗装の桧（ひのき）が届ける安心とやさしさ
子どもが使用するおもちゃは、毎日のように手に取り、ときには口に入れてしまうもの。だからこそ、素材選びにはなによりも注意を払っています。
知育積み木「KIKKA」は、無塗装の奈良の銘木❝吉野桧❞を使用しています。塗料を一切使わず、木そのものの質感や香りを生かすことで、安心してお子さまに触れていただけるようにしました。
桧（ひのき）ってどんな木材？
桧とは、ヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉樹で、日本原産の代表的な木材のひとつです。
桧は耐久性・耐湿性に優れた木材で、世界のなかでも最高級の木材といわれています。シロアリの被害を防ぐ防虫効果もあり、古くから神社仏閣の建材として使用されてきました。
また、桧は香り高い木材としても知られています。桧と聞くと「落ち着く良い香り」と思い浮かべる方も多いかもしれません。実際、家庭用入浴剤などをはじめ、桧の香りを再現した商品は世の中にとても多く、それだけ桧の香りは多くの人に親しまれている香りといえます。
本物の桧の香りはというと、ヒノキチオールと呼ばれる香気成分によって、さわやかで清涼感がある、まるで森林浴をしているような香りが特徴です。桧の香りは高いリラックス効果があり、心を落ち着かせる作用があるといわれています。
KIKKAの素材となる吉野桧の特徴
KIKKAの素材となっている桧は、奈良県の吉野地域から適切に伐採された「吉野桧」です。
吉野桧は、国産の桧のなかでも高品質な桧として知られているブランド木材です。
吉野桧は、適切に人の手を使って丁寧に管理されており、一定間隔で植林をせずにあえて木と木の間隔を狭めて苗を植える「密植」という手法をとって植えられています。この密植により木はゆっくりと育ち、年輪幅が細かく、均一かつ密度が高い美しい年輪へと育ちます。
また、吉野桧は節が少なく、木肌は白褐色に淡いピンク色を帯びた美しい色合いであることも特徴です。
これらの特徴から、KIKKAは縞模様の木肌が美しい、淡いピンクがかった色の積み木となっています。
無塗装加工となるため、箱を開けるたびにふわっと桧の良い香りが広がって、心が癒されます。
軽くて扱いやすく、耐久性にも優れているため、安心して長く使用していただける積み木となっているのです。
積み木を通じた森とのつながり
私たちが使う「吉野桧」は、何十年もかけて丁寧に育てられた貴重な木材です。その価値は、木そのものの品質にとどまりません。吉野地域の森を守り、持続可能な林業を支える重要な役割も担っています。
❝積み木を選ぶという行為が、森の未来を守ることにつながる❞
それは、目に見えないけれど確かな循環となり、森を育て守ることへの関わりになります。デジタルなもので溢れている現代だからこそ、子どもたちに森への関心を持っていただくきっかけになればと思っています。
木のぬくもりを子どもたちへ
KIKKAという積み木づくりの根底には、「木のぬくもりを子どもたちに届けたい」という願いがあります。
大量生産ではなく、一つひとつ職人の手によって仕上げられる積み木には、素材の個性や手仕事のやさしさが込められています。
そしてもう一つの軸が、「日本の森と共に育つ」という理念です。
国産材を使うことで、森の手入れが進み、土砂災害の防止などにもつながっていきます。子どもたちの手のひらに乗る小さな積み木が、社会や自然と深く結びついていることを知ってもらえたらと願っています。
KIKKAから未来へつなぐメッセージ
積み木は、ただ積むだけのおもちゃではありません。
積み木は、遊ぶことで創造力、集中力、忍耐力、思考力などの多くの学びを生む「教育の芽」を育む存在です。
そして何より、木のぬくもりは、子どもたちの心を穏やかに、豊かに育ててくれます。
❝KIKKAを通して、親子の時間を温かく包み、子どもたちの成長をそっと支える存在になれたら❞
それが、私たちの願いです。
未来を担う子どもたちと彼らを育む自然、その両方を大切にする製品づくりを、これからも続けていきます。
▶吉野桧100％使用：「考える力」と「感じる力」を育む 知育積み木「KIKKA -キッカ-」
