指先は「第二の脳」と呼ばれるほど、さまざまな感覚が集まる場所。触れることで「硬い・柔らかい」「重い・軽い」「ざらざら・すべすべ」といった感覚を確かめ、世界を理解していくための“感覚器官”です。指先を使った遊びは脳を刺激し、さまざまな面で子どもの発達を促します。日常のなかで取り入れやすい指先を使った遊びとして、今回は「積み木でできる指先トレーニング」をご紹介します。
積み木遊びで指先を鍛えるメリット
指先の動きを鍛えることは、ただ器用になるというだけでなく、生活習慣や学びの基盤につながります。自分でできることが増えることは、子どもにとっても自信になり、日々の生活動作の向上や集中力、持続力を高めることにもつながります。実際に、積み木遊びを通して子どもの指先を鍛えることで得られるメリットとしては、以下のことが挙げられます。
手先の器用さが生活動作につながる
スプーンを口に運ぶ、ボタンを留める、靴を履くといった動作は、大人にとっては当たり前のことでも、小さな子どもにとっては大仕事。積み木をつまんで置く動きは、こうした日常の動作に直結していきます。遊びの中で楽しく練習できるのは大きなメリットです。
指先の動きは脳の発達を刺激する
指先を使った繊細な動きは、脳に直接働きかけるといわれています。積み木を積み上げるときの集中や、倒れたときの「どうして?」という疑問が、考える力を引き出します。まさに遊びながら脳を育てることができるのです。
集中力や忍耐力を育む
積み木を高く積み上げようとしても、途中で崩れてしまうことはよくあります。しかし、その度に「もう一回やろう」と挑戦する姿勢は、集中力や忍耐力を育む大切な時間です。遊びのなかで自然と身に付く集中力や忍耐力は、子どもの将来にも影響していきます。
積み木が指先トレーニングに効果的な理由
たくさんあるおもちゃのなかでも、子どもの指先を鍛えるのにぴったりなのが積み木です。積み木がなぜ指先トレーニングに最適なのか?その理由をみていきましょう。
積み木があれば多様な動作ができる
積み木は、「つまむ」「持つ」「積む」「崩す」とバリエーション豊富な動作が含まれています。シンプルながらも異なる動作を繰り返すことで、指先の使い方も自然に多様になります。
大きさや重みで力加減を学べる
積み木を積むとき、力を入れすぎれば崩れてしまい、弱すぎても不安定になります。その「ちょうどいい力加減」を探る過程こそが、指先のトレーニングになります。子どもは遊びを通じて、指の動かし方だけでなく、物の重さに対する力の加減を学んでいきます。
崩れる→やり直す経験が自然な練習になる
積み木遊びは、「崩す→また作る」の繰り返しになりますが、積み方にさまざまなバリエーションがあるため、何度でも楽しく遊ぶことができます。繰り返し遊ぶことで、自然に指先トレーニングが積み重なっていき、子どもの発達を促します。
おうちでできる積み木×指先トレーニング
「積み木をどう遊ばせたらいいの?」と悩む方も多いかもしれません。しかし難しく考える必要はありません。ちょっとした声かけや工夫で、子どもの遊びはぐんと広がります。
高さに挑戦!タワー遊び
積み木を上に積み上げて高さに挑戦する遊びは、集中力もバランス感覚も育ちます。親子で交代しながら遊んだり、「どこまで高く積めるかな?」と声がけをしたりして、競争心と達成感を味わえるようにアシストしてあげると◎。
形を揃えて並べてみよう
四角だけを並べる、丸だけを集めるなど、形を意識する遊びは、物の分類や整理する力などを育てます。「同じ形を探してみよう」と声をかけると、指先と観察力が同時に磨かれるでしょう。
トンネルや橋を作ってごっこ遊び
積み木で道や橋を作り、車や人形を通す遊びは子どもに大人気の遊びのひとつです。積み木をごっこ遊びと組み合わせることで、「積み木を物に見立ててストーリーを想像する=非認知能力の向上」にもつながります。
お片付けも遊びにしよう
積み木遊びを終えて箱に戻すときの動作も、実は立派な指先のトレーニングになります。「どこに入るかな?」と試行錯誤しながら片付けることで、整理整頓の習慣も身につきます。お子さんが積み木遊びに飽きてしまったら、ぜひ「一緒にお片付けしよう」と声がけをしてあげましょう。
指先を刺激するだけじゃない!積み木の魅力
遊びのなかで自然と指先を鍛えることができる積み木ですが、積み木の魅力はそれだけではありません。積み木は世界中で長く愛されているおもちゃです。長く愛されるにはやはり理由があるのです。
木の温もりや手触りが感覚を育てる
積み木は名前のとおり木でできたおもちゃです。自然から生まれた木の積み木は、デジタルなおもちゃでは味わえない木の温もりや手触り、香り、手から落ちたときの「コトン」とした音までも、子どもの五感を刺激し感覚を育てます。自然に触れる機会が減っている今だからこそ、おもちゃを通して自然を感じることのできる積み木は、木育という観点からみても非常に魅力的です。
いくつになっても楽しいロングライフおもちゃ
多くの積み木は、およそ1歳~1歳半から推奨となっているものが主流ですが、年齢を重ねても長く楽しく遊ぶことができる点も魅力です。子どもだけでなく、大人でも積み木が大好きという方は多くいます。子どもから大人まで、幅広い世代を魅了する積み木は、積む、重ねる、並べるといったシンプルな遊びのなかにも豊富なバリエーションがあるから、長く楽しむことができるのです。
考えて挑戦する力を育てる
積み木の形や数によって積み方のパターンは数知れず。どのように積もうかなと考える時間も、積み木遊びが楽しいと感じる理由のひとつです。遊びのなかで試行錯誤をしながら挑戦することは、子どもの思考力や計画力、挑戦する力、忍耐力などを育むことにもつながります。親子で一緒に考えながら遊べば、楽しいコミュニケーションの時間にもなるでしょう。
積み木の魅力を存分に体感するなら良質な積み木がおすすめ!
積み木は、指先トレーニングをはじめ、子どもの発達や心身の成長に良い影響を与えてくれるロングライフおもちゃです。子どもの年齢に合わせ、ステップアップした遊び方ができるため、長く遊べるからこそ積み木選びにはこだわりたいという方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、国産ひのきの知育積み木「KIKKA」です。
KIKKAの積み木は、国産銘木として有名な奈良県の「吉野桧」を使用した積み木で、独自の切り込みが入ったK型とX型からなるユニークな形状の積み木 です。
一般的な四角や丸のシンプルな積み木と異なり、指でつかんだときの感覚が楽しく、また無塗装・良質なひのきをダイレクトに感じることができるため、子どもの五感を心地よく刺激します。
さらに、切り込みが入った形状だからこそ叶う、斜め積みや回転積みなど、従来の積み方に+αとなる新しい積み方ができ、遊びながら考える力を養えます。
KIKKAはA4サイズの鞄に収まるサイズの収納箱に12ピース入ったセットとなっており、外出先でも気軽に持ち運ぶことができます。ちょっとしたお出かけから旅行、帰省先などにも気軽に持っていくことができるため、いつでもどこでも積み木遊びができる点もおすすめです♪
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\指先トレーニングにも最適!「KIKKA」の積み木/
✓遊びながら考える力を育む独自形状
✓こどもの手にフィットする4cm希尺
✓国産銘木「吉野桧」使用で心地よく五感を刺激
✓STマーク取得で安心・安全設計
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まとめ
積み木は、成長段階にある子どもの指先を育てるのにぴったりのおもちゃです。積み木遊びを活用した指先トレーニングは、子どもの集中力や器用さを育てるだけでなく、生活習慣や学びの土台づくりにもつながります。
「楽しみながら、成長をサポートできる」積み木は、子どもだけでなく、お母さん・お父さんにとっても頼もしい存在です。
さまざまな節目のプレゼントとしても積み木が定番品として人気なのは、長く安心して遊べるからこそ。ぜひ積み木を通して、お子様と一緒に楽しみながら日々の小さな成長を見守っていきませんか。
★KIKKAの公式サイトはこちらから