木のおもちゃは、温かみのある質感と安全性から、子どものおもちゃとして長年人気のあるアイテムです。
しかし、このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?

消毒はどうすればいいの?消毒してもいいの?
この記事では、木のおもちゃの正しい洗い方と消毒方法、そして長持ちさせるためのお手入れ方法について詳しく解説します。
大切なおもちゃを清潔に保ち、長く使い続けるために、ぜひ最後まで読んでください。
木のおもちゃを清潔に保つための基本的な洗い方
木のおもちゃは丈夫ですが、水には弱い性質があります。
誤った洗い方をすると、カビの原因や変形につながることも。以下のステップで適切にお手入れしましょう。
- 乾拭きでほこりを取り除く
- 水洗いは避けて、水拭きで対応
- 日陰でしっかり乾燥させる
ステップごとのお手入れについて詳しく説明していきます。
1. 乾拭きでほこりを取り除く
まず最初に、柔らかい乾いた布を使って木のおもちゃの表面のほこりや汚れを優しく拭き取ります。
基本のお手入れとしては、乾拭きで表面に付着したほこりや汚れを取り除けば十分です。
毎回使った後に軽く乾拭きすることで、汚れの蓄積を防げます。
2. 水洗いではなく、水拭き
汚れが気になる場合は、固く絞った布で水拭きし、表面の汚れを優しく拭き取ります。
木製のおもちゃを水に浸したり、ゴシゴシ洗ったりすることは避けましょう。
水を吸収して膨張やひび割れの原因になることがあります。
3. 日陰でしっかり乾燥させる
水拭きした後は、乾いた布で水分をしっかりと拭き取ります。
その後、風通しの良い日陰でしっかり乾燥させましょう。
水分を含んだまま放置すると、細菌が繁殖しカビの原因にもなりかねません。
木のおもちゃの消毒方法と注意点
基本的に、木のおもちゃのお手入れは、乾拭きや水拭きが推奨されます。
林野庁の「科学的データによる木材・木造建築物のQ&A(平成29年3月)」によると、木材の精油などには低分子化合物が含まれており、それにより抗菌効果がもたらされるとあります。
つまり、木のおもちゃは、そもそも素材として抗菌性に優れているのです。
そのうえで、消毒が必要と判断した時は以下のポイントを押さえて行いましょう。
1. アルコール消毒は「布にスプレー」で
除菌用アルコールは、直接おもちゃに吹きかけるのではなく、柔らかい布にスプレーしてから拭き取り、乾燥させます。
赤ちゃんや子どもが遊ぶものなので、必ずアルコール成分が蒸発してから使うようにしてください。
塗装されていない無垢材ならアルコール消毒が可能ですが、塗装がある場合は色落ちや変色の恐れがあるため注意が必要です。
2. 漂白剤の使用や熱湯・煮沸消毒は避ける
木のおもちゃの消毒に、漂白剤の使用は避けましょう。
また、熱湯消毒や煮沸消毒はおすすめできません。
木材の中まで水分や薬剤が染み込む恐れがあり、積み木を傷める原因となります。
色落ちや割れ、変形を引き起こす可能性があります。
木のおもちゃを長持ちさせるためのお手入れ方法
木のおもちゃは、適切な手入れをすることで長く使用できます。
以下のポイントに注意しましょう。
1. 直射日光を避ける
木製のおもちゃは直射日光に長時間さらすと、木が乾燥して割れたり、色あせたりすることがあります。使わない時は、直射日光を避けて保管するようにしましょう。
2. 湿気に注意
湿気が多い場所で保管すると、木材が膨張したり、カビが生えたりすることがあります。おもちゃを保管するときは、湿度が高い場所を避けて保管することが大切です。
無垢材ならお手入れ簡単
ここまで読んで、「木のおもちゃはお手入れが大変そう…」と思った方もいるかもしれません。
しかし、無垢材の木のおもちゃは、塗装のはがれをに気にせずお手入れできます。
また、アルコールでの消毒も可能です。(布にスプレーして拭き取る方法をおすすめします。)
木材には、ウイルスや細菌の増殖を抑える効果があるため、塗装のない天然素材そのままの状態は、赤ちゃんや小さなお子様にも安心です。
KIKKAの木のおもちゃは安心・安全
木のおもちゃ選びに迷ったら、「KIKKA」の知育積み木がおすすめです。
KIKKAは、日本製の積み木。抗菌・抗ウイルス性に優れた吉野桧を使用しており、赤ちゃんが舐めても安心の品質です。
奈良県の「奈良の木で健康になる! 実証試験結果について」のハンドブックに記載があるように、機能検査において、吉野桧は一般的なひのきと比べ、ウイルスの不活化、カビの生育抑制、大腸菌の増殖抑制など優れた結果が出ています。
KIKKAは、天然素材の温かみと安全性を兼ね備え、さらにお手入れも簡単です。お子さまの成長と共に長く使える、安心の木のおもちゃとしてぜひチェックしてみてください。
まとめ
木のおもちゃは、その優しい質感と安全性から、長く愛用されるアイテムです。
木のおもちゃのお手入れは、下記のポイントを押さえておこないましょう。
- 基本は乾拭きと水拭きで対応
- 消毒はアルコールを布にスプレーして拭き取る
- 直射日光と湿気を避けて保管
色付きの木のおもちゃは、アルコールで塗装がはがれてしまう恐れがありますが、無垢材のものなら、日々のお手入れもしやすく安心です。
木そのものには、精油や木材に抗菌作用があるため、安心の日本製や安全性の高い素材のおもちゃを選ぶことも大切なポイントとなります。
このお手入れ方法を参考に、木のおもちゃを長く楽しく使い続けてください。
時間とともに変わる木の風合いや色味も、成長の思い出としての楽しみが増えますよ。
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