2024年9月13日(金)、グランフロント大阪(大阪市北区)にある大阪イノベーションハブにて、「第7回合同記者発表会(主催:NPO法人生態会・関西広報100研究会)」が開催され、弊社代表の松本が2024年6月新発売の「KIKKA」について発表を行いました。
今回の合同記者発表会では、『2024年秋冬の新製品・サービスをいち早く紹介』をテーマに新商品やサービス、大阪万博企画など、関西を盛り上げる「旬」な企画が発表されました。
大阪・関西万博のキャラクターミャクミャクも駆けつけてくれました!
メディア参加者21名をお迎えする中で、登壇企業10社がそれぞれ5分間の記者発表となります。
5分間というショートプレゼンの中で、KIKKA創作者・松本は、地域産業との連携で誕生した背景や、思考力を育む新構造について、また「子どもたちに日本の豊かな自然を残したい」という熱い想いを登壇で語りました。
記者発表会で語った「KIKKAに込める3つの想い」
KIKKAは、木製の積み木です。
新商品として発売するにあたり、3つの柱を大切にしています。
- 子どもたちの知的好奇心を伸ばし、思考力を育むこと
- 地域産業と連携し活性化することで、日本の文化を守ること
- SDGsについて考える機会をつくり、子どもたちに未来に豊かな自然を残すこと
子どもたちの知的好奇心を伸ばし、思考力を育む
積み木遊びは、子供の成長に必要な能力を育むのに適しています。
なぜなら、遊び方に、定石がないからです。
情報過多の現代、子どもたちは自ら考える機会が失われています。自由な遊び、主体性のある遊びの機会が減少しているのです。情報をただ受けるだけでなく、自ら考えて行動する習慣をつけることは、子どもが本来持つ能力を最大限に伸ばすことに繋がります。
KIKKAは、一般的な積み木より積み方の幅が広く、赤ちゃん向けのイメージのある積み木を小学生や中学生など大きくなっても楽しめる積み木へと進化させました。
一般的な積み木は、四角い積み木を2つ積むとき3パターンの積み方がありますが、KIKKAは面が多いため1つの形を2つ積むとき11パターンまで積み方が広がります。KIKKAには、K型とX型の2つの形があり、2つの形を4段積むだけで3万通りを超えるパターンを生み出します。
パターンの多さは、積むたびに新しいアイデアと思考を生み出し、「考える力」を育むのです。
地域産業と連携し活性化することで、日本の文化を守る
知育積み木KIKKAの素材には、奈良県の吉野桧を使用しています。
吉野桧は、美しいだけではなく、機能検査において、一般的なひのきと比べ、抗菌・抗ウイルス性、防カビ性、防虫効果、消臭効果などの効能に優れた安全な木材で、子どものおもちゃとして最良の素材です。
奈良県庁の奈良の木ブランド課(現:県産材利用推進課)の協力のもと、吉野地区の地域産業の方々と地域密着型の生産体制を構築しました。
木を伐り、製材し、加工する。全て人の手が加わる作業です。
日本の木材を使うこと、木の魅力が伝わる製品を作ることは、日本の林業や木材産業といった地域産業を守ることに繋がります。
SDGsについて考える機会をつくり、子どもたちに未来に豊かな自然を残すこと
環境のために、私たちができること。
自然や環境を守ることが大切だと理解していても、毎日の生活の中で、考える機会はどれほどあるでしょうか。森や木といった自然に触れる機会が少なければ、なおのことです。
日本の木材を使った製品が身近にあることで、山や自然について考えるキッカケになると私たちは考えます。
木を伐ることは、山の手入れをすることです。適切に管理して、木を伐り、また植えて育てる。山や森林が適切に手入れがされなくなると、自然環境の崩壊や生態系への影響が懸念されます。森林保全は私たちの生活に大きくかかわっています。
子どもたちの未来に豊かな自然を残すために、SDGsについて考える一歩となれるようKIKKAは取り組みます。